インフルエンザB型について

インフルエンザB型について

今週のコラム インフルエンザ B型が増加

インフルエンザB型が増えています ― 流行の中心がA型からB型へ移っています

ここ最近、あおぞら新横浜クリニックの外来では、発熱や喉の痛み、咳、全身のだるさを訴えて来院される患者さまが引き続き多い状況が続いています。特に今週に入り、検査結果からみてもインフルエンザB型の陽性例が目立って増えてきているのが特徴です。

昨年末はインフルエンザA型の流行が中心で、高熱と強い関節痛、急激な症状の出現を訴える方が多く見られました。一方、年明け以降はA型の報告が徐々に減り、現在はB型の感染が目立つ流れに変わってきています。インフルエンザはシーズンの中で流行の型が入れ替わることがあり、ちょうど今がその切り替わりの時期にあたる印象です。

A型にかかった方も、B型に感染する可能性があります

「昨年かかったから今年は大丈夫」と思われがちですが、A型とB型は別のタイプのウイルスです。昨年末にA型に感染した方でも、今シーズン中にB型へ感染する可能性は十分あります。

■ インフルエンザB型の症状と、よくある受診パターン

インフルエンザB型の症状は、基本的にはA型と似ています。突然の発熱、喉の痛み、咳、頭痛、筋肉痛、強い倦怠感などが代表的です。ただし外来で診ていると、B型では症状の出方がやや緩やかなケースや、高熱が持続しないケースもあり、「いつもの風邪だと思っていた」という経過で受診される方も少なくありません。

また、B型では呼吸器症状に加えて胃腸症状を伴うことがあります。下痢、腹痛、吐き気などが前面に出て、いわゆる胃腸炎のように見える場合もあります。発熱と消化器症状が同時に出ている場合は、単なる胃腸炎だけでなくインフルエンザも鑑別に挙がります。

■ 「熱が高くないから大丈夫」とは限りません

診察の中でよくあるのが、「熱がそれほど高くないので様子を見ていました」というケースです。しかしインフルエンザでも、必ずしも39〜40度の高熱が出るとは限りません。37度台後半から38度台の発熱と強いだるさだけで始まる方もいます。熱の数字だけで判断せず、全身状態や症状の強さを目安にしていただくことが大切です。

■ 当院での検査と診療について

当院では、発熱や風邪症状で来院された患者さまに対して、症状の経過や周囲の流行状況も踏まえながら、必要に応じてインフルエンザ検査を含む各種検査を行っています。原因を早めに確認することで、適切な治療選択につながり、回復までの時間を短縮できる場合があります。

周囲へ広げないための基本対策も大切です

手洗い、マスクの着用、十分な休養、水分補給といった基本を丁寧に行うことが、結果的に一番効果的です。無理をして活動を続けると、回復が遅れるだけでなく、周囲への感染リスクも高まります。

■ 受診の目安

急な発熱、強い倦怠感、関節痛、喉の強い痛み、咳の悪化などがある場合、また胃腸症状を伴う発熱がある場合は、一度医療機関での評価をおすすめします。高齢の方、基礎疾患をお持ちの方、小さなお子さまは特に早めの受診が安心です。

■ 今週も丁寧に対応しています

流行の型がA型からB型へ移ってきた今の時期は、「もうピークは過ぎたはず」と思いがちですが、実際の外来ではまだ感染例が続いています。体調の小さな変化も見逃さず、早めに整えることが、早い回復への近道です。

今週も、あおぞら新横浜クリニックでは、発熱や体調不良の診療に丁寧に対応しています。気になる症状があれば、どうぞ無理をせず、お気軽にご相談ください。皆さまが安心して日常生活を送れるよう、引き続きサポートしてまいります。

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