インフルエンザ後に注意 ――今気をつけたい感染症の話
あおぞら新横浜クリニック|今週のコラム
インフルエンザは落ち着いてきましたが、油断はまだ早いようです
インフルエンザは一時のピークを越えた印象があります。ただ、外来では溶連菌感染症やCOVID-19、風邪症状の方が今も途切れていません。 「ピークアウト=ゼロ」ではない今の時期、上手に付き合うコツをまとめます。
インフルエンザが落ち着いてくると、警戒心が少し緩みがちです。 そのタイミングで、別の感染症が“ぽつぽつ”目立ってくることがあります。
◆ インフルエンザが減ると、別の感染症が目立ってくる
流行のピーク時は、皆さん自然と警戒心が強くなります。マスク、手洗い、人混みを避ける――その結果、インフルエンザだけでなく他の感染症も抑えられやすくなります。
ところが「ピークアウト」という言葉を聞くと、少し気が緩みます。すると今度は、これまで目立たなかった感染症が顔を出してくることがあります。
溶連菌感染症
のどの痛みが強い/発熱など。「風邪だと思っていたら違った」という形で見つかることもあります。
COVID-19(新型コロナ)
発熱、咽頭痛、咳、倦怠感など。インフルや風邪と区別がつきにくい症状で受診される方もいます。
咳やだるさが長引く“風邪症状”
検査で明確に出ないこともありますが、数週間つづく咳・倦怠感で困るケースもあります。
◆ 「軽そうだから様子見」が裏目に出ることも
「インフルじゃなさそうだったので、市販薬で様子を見ていました」という方は少なくありません。もちろん、それで自然に良くなることもあります。
ただ、溶連菌のように抗菌薬が必要な感染症では、受診が遅れると症状が長引いたり、合併症のリスクが高まることがあります。 COVID-19でも、「流行っていないと思っていたら家族にうつっていた」という話は今も耳にします。
「大したことはなさそう」でも、一度確認しておくという選択肢は、案外“生活を守る”近道です。
◆ 特別なことより、「やめないこと」
感染症対策というと新しいことをしなければいけない気がしますが、実際はそうでもありません。今こそ効いてくるのは、基本を“静かに続ける”ことです。
- 手洗い・手指消毒
- 室内の換気
- 睡眠を削らない
- 体調が悪いときは無理をしない
◆ 違和感の段階で、気軽に相談を
「熱は高くないけど、なんとなくおかしい」「のどの痛みが、いつもと違う気がする」―― こうした“違和感”の段階で受診される方ほど、回復も早い印象があります。
あおぞら新横浜クリニックでは、インフルエンザだけでなく、溶連菌やCOVID-19を含めた感染症全体を視野に入れて診療を行っています。 「念のため」の受診も、どうぞ遠慮なくお越しください。
◆ ピークアウト後が、いちばん判断力を問われる時期
大きな流行が落ち着いたあとこそ、怖がりすぎず、油断しすぎず、淡々と。
そのバランスが、春を元気に迎える近道です。体調のことで気になることがあれば、いつでもご相談ください。





