インフルエンザが急増中

インフルエンザが急増中

インフルエンザが急増中 ― 今年の傾向と、いま押さえておきたい対策

11月も終盤、冬の気配がぐっと濃くなってきました。寒暖差が大きく、体調を崩しやすいこの時期。地域全体でもいまインフルエンザが明確に流行期へ突入しています。
あおぞら新横浜クリニックでも連日、発熱・咳・喉の痛みを訴える患者さんが増えており、検査にてインフルエンザA型陽性の方が目立って増えてきました。

一方で、患者さんからよく質問をいただく新型コロナ(COVID-19)については、現時点では陽性率は低く推移しています。もちろんゼロではありませんが、「今もっとも多い発熱原因はインフルエンザ」という状況です。

インフルエンザ流行の理由

今年インフルエンザが増えている原因として、いくつかの要素が考えられます。

① 気温差の大きさ

朝晩の冷え込みと日中の暖かさの落差が激しく、体の免疫調整が追いつきにくい季節です。自律神経が乱れ、体調を崩しやすくなります。

② 乾燥による喉・鼻のバリア機能の低下

湿度が下がると、ウイルスが粘膜に付着しやすくなります。喉がイガイガする、咳が出やすい、声がれ…といった症状が続く場合、乾燥が背景にあることもしばしばです。

③ 人の移動・接触が増える時期

年末に向けて会食やイベントが増え、ウイルスが広がりやすい環境になりがちです。

症状の特徴 ― 風邪とどう違う?

実際の診療の現場で「これはインフルエンザらしい」と感じる症状は次のようなものです。

  • 発症が急激(朝は元気でも、昼から急に高熱)
  • 38〜40℃の発熱
  • 強い悪寒や関節痛、全身倦怠感
  • 咳や喉の痛み、頭痛
  • 子どもの場合は嘔吐や腹痛を伴うことも

一方、コロナ陽性のケースは現時点では少ないものの、症状としては咳・鼻水・発熱など一般的な上気道症状が中心で、インフルエンザほど急激な高熱を示さない例も多く見られます。

受診のタイミング

次のような場合は、お早めの受診をおすすめします。

  • 38℃以上の発熱
  • 体のだるさ・節々の痛みが強い
  • 咳が続いて眠れない
  • 家族・職場・学校でインフルエンザ陽性者が出ている
  • もともと持病があり、重症化リスクが心配

検査は発症から12時間以上経つと判定精度が上がりますが、つらい場合はその前でも構いません。
症状やご希望に応じて検査の種類を選び、できるだけ早く結果をご説明できるようにしています。

いま大切なセルフケア

ちょっとした習慣が、感染リスクを大きく下げます。

● 喉と鼻の「潤い」を守る

加湿器・マスク・こまめな水分補給は非常に有効です。喉が乾く前に少しずつ水分をとるよう意識してみてください。

● 体を冷やさない

特に首元・手首・足首の“3つの首”を温めると、免疫が落ちにくくなります。外出時はマフラーやカーディガンなどで調節を。

● 早寝・早起きで免疫力を保つ

忙しい時期こそ、良質な睡眠が体調の要です。寝る前のスマホ時間を少しでも減らし、リラックスできる時間を意識的につくってみましょう。

● 家族で共有物を減らす

タオル、コップの共用を減らし、ドアノブやスイッチ周りのアルコール消毒も取り入れると安心です。

コロナの陽性率が低い今こそ

医療現場としては「インフルエンザ対策を中心に」というスタンスで診療しています。
ただし、季節や人の流れによってコロナが再び増える可能性は常にあります。

「なんとなく調子が悪い」「咳が長引く」といったときは、自己判断で様子を見過ぎず、早めにご相談ください。
あおぞら新横浜クリニックでは、地域の流行状況を毎週チェックしながら、検査体制・診療体制を整えています。

最後に

インフルエンザが流行期に入り、体調を崩しやすい季節です。
こんな時期こそ、どうかご自身の体を労わってあげてください。毎日が忙しい方ほど、“疲れのサイン”を見逃しがちです。

「ちょっとつらい」「少し不安」──そう感じたら、無理せず早めに当院へご相談ください。
地域の皆さまがこの冬を元気に過ごせるよう、スタッフ一同しっかりサポートいたします。

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