咳・倦怠感が増える季節に ― 身近な不調を見逃さないために

咳・倦怠感が増える季節に ― 身近な不調を見逃さないために

今週のコラム

咳・倦怠感が増える季節に ― 身近な不調を見逃さないために

朝晩の冷え込みが強まり、寒暖差が大きくなるこの時期は、呼吸器・循環器・自律神経のトラブルが増える季節です。 「少しの不調」を見逃さず、生活と医療の両方で備えましょう。

1. 寒暖差疲労に注意

気温差が7℃以上になると自律神経が過活動になり、頭痛・肩こり・倦怠感・不眠などが出やすくなります。 予防の基本は「体温調整・睡眠・入浴・軽い運動」の4点セットです。

  • 薄手の上着やストールでこまめに体温調整
  • 湯船に10〜15分浸かり、副交感神経を優位に
  • 就寝・起床時刻を揃え、朝の散歩やストレッチで体内時計を整える
Check

「肩こり+頭痛」「寝つきが悪い」「朝だるい」が2週間以上続く場合はご相談ください。 貧血・甲状腺・睡眠障害などの鑑別が役立つことがあります。

2. 呼吸器のトラブルが増える季節

乾燥で気道粘膜が敏感になり、咳や息苦しさが悪化しやすい時期です。 朝方の咳/季節の変わり目だけの咳は、風邪ではなく咳喘息・気管支喘息の可能性があります。 吸入薬・内服でコントロールできる場合が多いため、長引く咳は早めの受診を。

咳が3週間以上
  • 咳喘息・後鼻漏・胃食道逆流などを評価
  • 必要に応じて吸入治療を短期導入
ゼーゼー・ヒューヒュー
  • 喘息既往・アレルギー歴・季節性の有無を確認
  • ピークフロー・SpO2で悪化兆候を早期把握

3. 秋〜冬は生活習慣病リスクが上昇

運動量の低下と食欲の増加で、体重・血圧・血糖が上がりやすくなります。 当院の「ダイエット外来」では、食事・運動・薬物療法を組み合わせてアプローチ。 最近はGLP-1受容体作動薬を用いた無理のない体重管理が人気です。

  • まずは基礎データ(血液検査・既往歴)を整理
  • 2〜3か月の短期目標と、半年の中期目標を設定
  • 副作用と食習慣の定着支援で“続く”を最優先に
予防接種シーズン到来。 インフルエンザ/新型コロナの流行期と重なるため、 接種時期はお早めにご相談ください。

4. 免疫力を底上げする生活術

基本対策+“小さな良習慣”が、冬の元気を作ります。

  • タンパク質を中心に、ビタミンC・D・亜鉛を意識
  • 就寝90分前の入浴で深部体温をコントロール
  • 日中の軽運動(合計20〜30分の早歩きでもOK)

自由診療では「疲労回復注射」「プラセンタ注射」など、忙しい方の体調維持を後押しするメニューもご用意しています。

まとめ ― 「小さな違和感」を早めに手当て

季節の変わり目は、体が環境に合わせて微調整を続ける期間です。 あおぞら新横浜クリニックは、一般内科から自由診療までワンストップでサポートします。

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