日中の眠気が取れない|睡眠時無呼吸かもしれないサイン

日中の眠気が取れない|睡眠時無呼吸かもしれないサイン

この記事の要点
  • 大きないびき、睡眠中の無呼吸、日中の眠気は睡眠時無呼吸症候群のサインとなることがあります。
  • 診断には症状の確認と睡眠検査が必要です。
  • 治療方法は重症度や体格、生活状況などによって異なります。
  • 新横浜駅篠原口すぐ前の当院では、睡眠検査やCPAP療法についてご相談いただけます。
「7〜8時間寝ているはずなのに、昼間に強い眠気がある」「会議中に意識が飛ぶ」「車の運転中の眠気が怖い」というご相談はよくあります。本記事では、日中の眠気の原因と、睡眠時無呼吸(SAS)に気づくサイン、受診の目安を整理します。

日中の眠気が取れない原因は何ですか?

日中の眠気の背景には、複数の要因が重なっていることが多いとされています。代表的な原因は次のとおりです。

  • 睡眠時間の不足:平日に睡眠が短く、休日に「寝だめ」している方は睡眠負債が溜まっています。
  • 睡眠の質の低下:睡眠時間は確保していても、夜中に何度も呼吸が止まったり中途覚醒が多いと、深い睡眠が取りにくくなります。
  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS):後述します。
  • 生活リズムのずれ:就寝時刻が日によって大きく変わる、夜遅いカフェイン・アルコール・スマホ使用。
  • 薬剤の影響:一部の抗ヒスタミン薬・睡眠薬・精神科の薬・降圧薬など。
  • 甲状腺機能低下・うつ・貧血:全身倦怠感と眠気が重なるタイプ。
  • 過眠症(ナルコレプシーなど):比較的まれですが、若い世代の強い眠気で考えたい疾患。

「眠い=寝不足」と単純に決めず、夜の状況・体重変化・気分・他の体調も合わせて整理することが大切です。

💡 ポイント
「いびきと無呼吸の指摘がある」「起床時に頭が重い」「高血圧の管理が安定しない」が重なる方は、SASを一度疑ってみる価値があります。

睡眠時無呼吸(SAS)はどんな病気ですか?

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に呼吸が繰り返し止まる・浅くなることで、夜間の酸素濃度が低下し、深い睡眠が取れなくなる状態です。多くは上気道が一時的にふさがる「閉塞型」と呼ばれるタイプです。

日中に強い眠気が出るだけでなく、長く放置すると次のようなリスクが上がることが報告されています。

  • 高血圧の悪化(夜間〜早朝の血圧が下がりにくくなる)
  • 心房細動などの不整脈
  • 心筋梗塞・脳卒中
  • 糖尿病管理の悪化
  • 居眠り運転による交通事故

特に「居眠り運転事故のリスク」は社会的にも知られており、運送・運輸業の方は職業健診の中で扱われることがあります。「うるさいいびきの問題」だけではないのがSASのポイントです。

自分で気づくサインはありますか?

ご自身では気づきにくい病気ですが、次のようなサインがあると可能性が上がります。ご家族から指摘された経験も含めて整理してください。

  • 大きないびきを家族から指摘される
  • 「息が止まっている」と言われたことがある
  • 夜中に息苦しさで目が覚めることがある
  • 起床時に頭が重い・口がカラカラに乾いている
  • 何時間寝ても疲れが取れない
  • 日中、座っているだけで眠ってしまうことがある
  • 運転中・会議中の強い眠気
  • 高血圧・心房細動・糖尿病があり、なかなか良くならない
  • 太ってから症状が強くなった、首回りが太い

体型は関係する要素のひとつですが、痩せていてもあごの形・舌の位置などからSASになる方もいらっしゃいます。「痩せているからSASではない」と決めつけないことが大切です。

いつ受診を考えればよいですか?

次のようなときは、ご相談いただくのが安心です。

  • 日中の眠気で仕事・運転に支障が出ている
  • いびき・無呼吸を家族から指摘されている
  • 起床時頭痛・倦怠感が続いている
  • 高血圧・糖尿病・心房細動の管理が安定しない
  • 「眠気で事故を起こしそうになったことがある」

当院では、まず問診・診察で全体像を確認したうえで、ご自宅で行える簡易検査(携帯型の機器を貸し出して一晩計測)をご案内できる場合があります。簡易検査で必要と判断された方は、より精密な検査(PSG:終夜睡眠ポリグラフ検査)が可能な医療機関へご紹介します。

治療は重症度や生活背景に応じて選びます。中等症以上ではCPAP療法が中心的な選択肢となり、軽症や歯科的要因がある方ではマウスピース、生活習慣(体重・寝姿勢・飲酒)の見直しも組み合わせていきます。

⚠️ 注意
強い眠気で運転が危ないと感じたら、運転を控えて医療機関へご相談ください。職業ドライバーの方は、職場の産業医にもあわせて相談を。

よくある質問

Q. いびきがあれば必ずSASですか?

A. 全員ではありません。一方で、SASの方はいびきを伴うことが多いのも事実です。気になる場合は一度検査で確認するのが確実です。

Q. CPAPは一生続けないといけませんか?

A. 体重減少・生活改善で症状が軽くなり、機器の必要性が下がるケースもあります。継続の要否は経過の中で評価していきます。

Q. 子どもでもSASはありますか?

A. あります。アデノイドや扁桃肥大が関与することが多く、小児では小児科・耳鼻科での評価が中心になります。

当院で相談できる内容

  • 日中の眠気・いびきのご相談と問診評価
  • 睡眠時無呼吸の簡易検査のご案内
  • 高血圧・糖尿病など合併症のフォロー
  • 精密検査(PSG)が望ましい場合の医療機関紹介
  • CPAP療法導入後の継続フォロー
📋 まとめ
  • 日中の眠気には、睡眠不足だけでなく睡眠時無呼吸(SAS)や生活リズム・薬剤・他疾患が関わることがあります。
  • SASは大きないびき・無呼吸の指摘・起床時頭痛・高血圧などのサインで疑います。
  • 放置すると高血圧・心血管リスク・居眠り運転事故のリスクが上がることが報告されています。
  • 簡易検査から始められる流れがあり、必要に応じて精密検査・治療へつなぎます。
監修:院長 齊藤
最終更新日:2026-05-15

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お気軽に当クリニックまでお問い合わせください。

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受診の目安

  • いびきや睡眠中の無呼吸を指摘された
  • 日中の強い眠気や起床時の頭痛が続く
  • 睡眠検査やCPAP療法について相談したい
急いで相談したい症状

運転中に眠気を感じる場合は運転を控えてください。胸痛、強い息苦しさ、意識の異常がある場合は緊急の相談を検討してください。

当院で相談できること

新横浜駅篠原口すぐ前のあおぞら新横浜クリニックでは、症状、経過、持病、服用薬などを確認し、必要な診察・検査・治療の選択肢を検討します。記事の内容だけで自己判断せず、気になる症状がある場合はご相談ください。

睡眠外来・CPAP療法の診療案内

よくある質問

Q. いびきだけでも相談できますか?

A. はい。いびきの状況や日中の症状を確認し、必要に応じて検査を検討します。

Q. 睡眠時無呼吸の検査はできますか?

A. 当院では症状に応じて睡眠検査をご案内しています。検査方法は診察時にご確認ください。

Q. 新横浜でCPAP治療を相談できますか?

A. 当院は新横浜駅篠原口すぐ前にあり、CPAP療法についてご相談いただけます。

監修医師

齊藤 優一
あおぞら新横浜クリニック 院長
診療科:内科・呼吸器内科・脳神経内科
新横浜駅篠原口すぐ前で、発熱、長引く咳、生活習慣病、健診異常、頭痛・めまいなどの診療を行っています。

最終更新日:2026年6月10日

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