通年性アレルギー性鼻炎の対処|花粉症との違いと向き合い方
- 花粉症やアレルギー性鼻炎の症状と治療の選択肢には個人差があります。
- 症状が強くなる時期や原因を整理すると、治療方針を検討しやすくなります。
- 眠気など薬の副作用が気になる場合も医師へご相談ください。
- 新横浜駅篠原口すぐ前の当院では、花粉症やアレルギー症状をご相談いただけます。
通年性アレルギー性鼻炎は花粉症と何が違いますか?
一番の違いは、症状が出る時期と原因となるアレルゲンです。花粉症は特定の花粉が飛ぶ時期(スギ・ヒノキなどなら春、ブタクサなら秋)に症状が強くなりますが、通年性アレルギー性鼻炎は1年を通して症状が続くのが特徴です。
原因として多いのは、ダニ(ヒョウヒダニ)、ハウスダスト、ペットの毛・フケ、カビなどです。これらは住環境の中に常に存在しているため、季節が変わっても症状の起伏が小さく、慢性的に続きやすい傾向があります。
花粉症と通年性のどちらか一方とは限らず、両方を併せ持っている方も少なくありません。「春は特につらいけれど、それ以外の時期もスッキリしない」という方は、通年性タイプが背景に隠れていることがあります。
「春だけつらい」=花粉症、「1年中つらい」=通年性とは限りません。両方を併せ持っている方も多く、診察で整理することで対策がしやすくなります。
どんな症状が出ますか?風邪との見分けは?
代表的な症状は、くしゃみ・水のような鼻水・鼻づまりです。これらに加えて、目のかゆみや、のどの違和感、頭が重い感じが出ることもあります。
風邪との見分けのヒントとしては、症状が「数週間〜何か月も続いているか」「発熱や色のついた鼻汁が出ていないか」が目安になります。風邪は1〜2週間で治まることが多く、発熱・のどの痛み・全身倦怠感を伴いやすい一方、アレルギー性鼻炎は熱が出にくく、サラサラの鼻水が長期間続きます。
ただし、症状だけで100%見分けることは難しく、副鼻腔炎・血管運動性鼻炎・薬剤性鼻炎など別の原因が重なっていることもあります。「ずっと鼻が悪い」と感じる方は、一度診察で整理しておくと安心です。
ご家庭でできる対策には何がありますか?
通年性アレルギー性鼻炎は、原因が住環境にあることが多いため、生活面の見直しがそのまま症状の軽減につながりやすいです。代表的な工夫は次のとおりです。
- 寝具(布団・枕・シーツ)の定期的な洗濯・乾燥
- 掃除機がけは「ゆっくり丁寧に」、フィルター付きが望ましい
- 布製ソファ・カーペット・ぬいぐるみは可能ならダニ対策仕様や手入れしやすい素材へ
- 室内の湿度を上げすぎない(ダニ・カビが増えにくい環境)
- ペットがいるご家庭では、寝室と生活空間の区別を意識する
「完璧に除去する」のは現実的ではないため、「触れる量を減らす」という視点で取り組むのがコツです。すべて完璧にやろうとすると続かないので、無理のない範囲から始めていただくほうが結果につながりやすい印象です。
どんな治療の選択肢がありますか?
症状の強さやライフスタイルに合わせて、いくつかの選択肢があります。代表的なのは抗ヒスタミン薬の内服、点鼻のステロイド薬、必要に応じて点眼薬などです。眠気が出にくいタイプの薬もあり、お仕事や運転の状況に合わせて選んでいただけます。
症状が長く続く方や、薬の量が多くなってきた方には、舌下免疫療法(ダニのアレルゲンを少量ずつ継続して服用していく治療)が選択肢になることがあります。数年単位の継続が必要で、効果の出方には個人差がありますが、根本的なアプローチとして検討に値する治療です。
「薬を飲み続けるのは抵抗がある」「もっと根本から対応したい」という方は、診察でアレルゲンを確認したうえで、適応をご相談いただく形になります。
点鼻薬の中には、市販の血管収縮タイプを長期で使い続けると、かえって鼻づまりが悪化することがあります(薬剤性鼻炎)。長く続いている方は一度ご相談ください。
よくある質問
Q. ダニアレルギーかどうかはどうやって調べますか?
A. 血液検査でアレルゲンに対する反応(特異的IgE)を調べる方法が一般的です。ダニ・ハウスダスト・花粉など複数の項目をまとめて調べることもできます。
Q. 大人になってから通年性鼻炎になることはありますか?
A. あります。引っ越し・住環境の変化・ペットを飼い始めたタイミング・体調変化などをきっかけに、大人になってから症状が出てくる方もいらっしゃいます。
Q. 花粉症と通年性を両方持っている場合、薬は変えるのですか?
A. ベースは同じ抗ヒスタミン薬・点鼻ステロイドなどで対応することが多いです。花粉の時期だけ薬を強める、点眼を追加するといった調整を診察で行います。
当院で相談できる内容
- 1年中続く鼻づまり・くしゃみ・鼻水のご相談
- アレルゲンの血液検査(ダニ・花粉など)
- 抗ヒスタミン薬・点鼻ステロイド・点眼薬の処方と調整
- 舌下免疫療法(ダニ・スギ)の適応相談
- 副鼻腔炎・薬剤性鼻炎など他の原因が疑われる場合の整理
- 通年性アレルギー性鼻炎は、ダニ・ハウスダスト・ペット・カビなどが原因で、1年中症状が続くタイプの鼻炎です。
- 花粉症と併せ持つ方もおり、「春は特に悪い」「それ以外もスッキリしない」という方は要チェックです。
- 寝具・掃除・湿度管理など、触れる量を減らす生活面の工夫が役立ちます。
- 薬物治療や舌下免疫療法など、ライフスタイルに合わせて選択肢があります。
最終更新日:2026-05-11
1年中続く鼻づまり・くしゃみでお困りの方は、
お気軽に当クリニックまでご相談ください。
受診の目安
- 鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが続く
- 市販薬で十分に症状を抑えられない
- 薬の眠気や舌下免疫療法について相談したい
急な息苦しさ、顔やのどの腫れ、意識の異常などがある場合は、通常の外来予約を待たず緊急の相談を検討してください。
当院で相談できること
新横浜駅篠原口すぐ前のあおぞら新横浜クリニックでは、症状、経過、持病、服用薬などを確認し、必要な診察・検査・治療の選択肢を検討します。記事の内容だけで自己判断せず、気になる症状がある場合はご相談ください。
よくある質問
Q. 花粉症は症状が出る前から相談できますか?
A. 飛散時期やこれまでの症状に応じて、早めの治療を検討することがあります。
Q. 眠くなりにくい薬はありますか?
A. 薬によって眠気の出やすさは異なります。運転の有無なども含めて医師へご相談ください。
Q. 新横浜でアレルギー症状を相談できますか?
A. 当院は新横浜駅篠原口すぐ前にあり、花粉症やアレルギー性鼻炎をご相談いただけます。
監修医師
齊藤 優一
あおぞら新横浜クリニック 院長
診療科:内科・呼吸器内科・脳神経内科
新横浜駅篠原口すぐ前で、発熱、長引く咳、生活習慣病、健診異常、頭痛・めまいなどの診療を行っています。
最終更新日:2026年6月10日
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