男性更年期と生活習慣|運動・食事・睡眠でできる対応の基礎

男性更年期と生活習慣|運動・食事・睡眠でできる対応の基礎

この記事の要点
  • 更年期にみられる症状の種類や強さには個人差があります。
  • 疲労感や気分の変化などは、ほかの病気でも生じるため、必要に応じて評価します。
  • 治療方法には適応や注意点があり、医師と相談して検討することが大切です。
  • 新横浜駅篠原口すぐ前の当院では、更年期に関連する症状をご相談いただけます。
男性更年期(LOH症候群)の対応は、ホルモン補充療法や内服だけでなく、運動・食事・睡眠といった生活習慣の見直しが土台になります。何から整えるとよいか、自己判断で避けたいことを、新横浜の内科の立場から整理します。

なぜ男性更年期で生活習慣が大事なのですか?

テストステロンは、年齢とともにゆるやかに低下しますが、その下がり方やつらさの感じ方は、生活習慣によっても影響を受けると考えられています。慢性的な睡眠不足・運動不足・内臓脂肪の蓄積・強い精神的ストレスは、症状の悪化に関わる要素として知られています。

ホルモン補充療法を行うかどうかにかかわらず、生活習慣の土台を整えることは、症状改善の入り口として中立に位置づけることができます。

ただし、「生活習慣だけで必ずよくなる」「サプリで補えばホルモン補充は不要」と単純化はできません。症状の強さ・併存疾患・血液検査の結果をふまえて、診察で全体の方針を相談する形が基本です。

💡 ポイント
生活習慣は「治療をするか・しないか」に関わらず、男性更年期に向き合うための土台です。続けやすい形で少しずつ整えることが大切です。

運動はどんな種類をどれくらいすればよいですか?

運動は、全身の代謝・睡眠の質・気分にも関わるため、男性更年期の生活習慣アプローチの中心の一つです。一般的に、有酸素運動と筋力トレーニングの両方を、無理のない範囲で組み合わせていく形が推奨されています。

参考にされやすい目安は、有酸素運動を週合計150分前後(早歩き・自転車など)と、筋トレを週2〜3回程度(自重スクワット・腕立て・体幹トレーニングなど大きな筋肉中心)です。最初からこの量に到達する必要はなく、1日10分の早歩きや、座っている時間を区切ることから始めるだけでも意味があるとされています。

急に強い負荷の運動を始めて関節や体を痛める、無理な減量で体重を急に落とすといった方法は、続かないだけでなく体への負担にもなります。心臓・関節・血圧など気になる方は、診察で運動内容を相談したうえで進めるのが安心です。

食事と睡眠で意識したいポイントは?

食事のポイントは「特定の食材で増やす」よりも、過不足を整えることが基本です。極端なたんぱく質不足は筋肉量の維持に影響しますし、内臓脂肪の蓄積はホルモン環境にも関わるため、エネルギー摂取と消費のバランスを長く整えていく姿勢が中心になります。

  • 主食・主菜・副菜のバランスを意識する
  • 魚・大豆製品・卵・赤身肉などからのたんぱく質を適量入れる
  • 野菜・きのこ・海藻で食物繊維を取る
  • 飲酒は適量にとどめ、休肝日を作る
  • 夜遅い時間帯の食事を控えめにする

睡眠は、男性更年期の症状(疲労感・気分の低下・集中力の落ち込み)に強く関係します。同じ時間に寝起きする、寝る前のスマホ・強い光を控える、いびきや日中の強い眠気を放置しないといった基本姿勢が土台になります。いびき・無呼吸が疑われる場合は、睡眠時無呼吸症候群の評価が必要になることもあります。

自己判断で気をつけたいことはありますか?

「これさえ飲めばテストステロンが上がる」とうたう個人輸入のサプリや海外製品の中には、成分量が不明確だったり医療用成分が含まれていたりするものもあり、副作用や他の薬との相互作用のリスクが指摘されています。

⚠️ 自己判断で避けたいこと
個人輸入のテストステロン注射剤・クリーム・ジェルの自己使用/成分量不明な海外サプリの長期内服/自己判断での急な減量・激しい運動/「気のせい」と症状を片づける――いずれも健康被害や別の病気の見落としにつながる可能性があります。

テストステロン補充療法そのものは選択肢の一つになりえますが、前立腺の状態・赤血球数・心血管疾患・睡眠時無呼吸の併存などをふまえた診察と検査が前提になります。疲労・気分の落ち込み・性機能の変化などが長く続く場合は、別の病気(甲状腺・うつ病・睡眠時無呼吸など)が背景にあることもあるため、診察で整理することが安心です。

よくある質問

Q. 生活習慣を整えれば、ホルモン補充療法は不要になりますか?

A. 一概には言えません。生活習慣で症状が落ち着く方もいれば、生活と治療を組み合わせた方が安定する方もいます。診察で症状・検査結果を踏まえて方針を相談するのが基本です。

Q. 市販のテストステロンサプリは試してもよいですか?

A. 中には成分量が不明確なものや医療用成分を含むものもあるため、自己判断で長く続けるのはおすすめしません。気になる場合はお薬手帳とともにご相談ください。

Q. どのくらい続ければ効果を感じますか?

A. 個人差が大きく、生活習慣の変化は週〜月単位でゆっくり表れるとされます。「すぐ変化しない=意味がない」と判断せず、続けやすい形を一緒に検討します。

当院で相談できる内容

  • 疲労・気分の落ち込み・性機能変化など男性更年期に関わる症状の整理
  • テストステロンを含む血液検査と全身評価
  • 生活習慣(運動・食事・睡眠)の現実的な見直し相談
  • 必要に応じた治療選択肢(内服・補充療法)や専門医への紹介の判断
📋 まとめ
  • 男性更年期では運動・食事・睡眠の土台づくりが大切
  • 有酸素+筋トレを少しずつ、睡眠と食事のリズムを整える方向性が基本
  • 自己判断で個人輸入のサプリや注射剤を使うことは避ける
  • 症状が長く続く・つらい場合は、診察で全体を整理することが安心
執筆:あおぞら新横浜クリニック 編集部
医学監修:齊藤 優一 医師
あおぞら新横浜クリニック 院長

齊藤 優一 医師は、新横浜駅篠原口すぐ前のあおぞら新横浜クリニックで、内科・呼吸器内科・脳神経内科を中心に診療を行っています。発熱、長引く咳、生活習慣病、健康診断で指摘された異常、頭痛・めまい・しびれなど、地域のかかりつけ医として幅広い症状に対応しています。

最終更新日:2026年5月31日

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お気軽に当クリニックまでご相談ください。

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受診の目安

  • ほてり、発汗、疲労感、気分の変化などが続く
  • 症状が仕事や日常生活に影響している
  • ホルモン治療や注射などの選択肢を相談したい
急いで相談したい症状

胸痛、強い息苦しさ、意識の異常、急な麻痺などがある場合は、更年期症状と決めつけず緊急の相談を検討してください。

当院で相談できること

新横浜駅篠原口すぐ前のあおぞら新横浜クリニックでは、症状、経過、持病、服用薬などを確認し、必要な診察・検査・治療の選択肢を検討します。記事の内容だけで自己判断せず、気になる症状がある場合はご相談ください。

更年期障害の診療案内

よくある質問

Q. 更年期の症状は内科で相談できますか?

A. はい。症状や健康状態を確認し、必要に応じて検査や治療選択肢を検討します。

Q. 男性にも更年期障害はありますか?

A. 男性でも加齢に伴うホルモン低下などにより症状が現れることがあります。

Q. 新横浜で更年期症状を相談できますか?

A. 当院は新横浜駅篠原口すぐ前です。対応内容をご確認のうえご相談ください。

監修医師

齊藤 優一
あおぞら新横浜クリニック 院長
診療科:内科・呼吸器内科・脳神経内科
新横浜駅篠原口すぐ前で、発熱、長引く咳、生活習慣病、健診異常、頭痛・めまいなどの診療を行っています。

最終更新日:2026年6月10日

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