男性ホルモン補充療法(TRT)の適応と注意点|開始前に知っておきたいこと
- 更年期にみられる症状の種類や強さには個人差があります。
- 疲労感や気分の変化などは、ほかの病気でも生じるため、必要に応じて評価します。
- 治療方法には適応や注意点があり、医師と相談して検討することが大切です。
- 新横浜駅篠原口すぐ前の当院では、更年期に関連する症状をご相談いただけます。
※自由診療となるケースを含みます。費用・薬剤の詳細は診察時にご確認ください。
TRT(男性ホルモン補充療法)はどんな治療?
TRTは、加齢や疾患などで低下したテストステロンを注射や外用薬で補い、症状の改善を目指す治療です。男性更年期障害(LOH症候群)などで適応となる場合がありますが、効果には個人差があり、すべての症状が一律に改善するわけではありません。
国内で広く行われているのはエナント酸テストステロンの筋肉注射です。投与間隔は一般に2〜4週間ごとが目安とされますが、症状や血中濃度をみながら調整します。外用ゲル製剤を用いる場合もあります。
「アンチエイジングのために誰でも受けたほうがよい治療」ではありません。検査でテストステロン低下が確認され、症状とのつながりが妥当と判断される場合に、メリットとリスクを比較しながら検討します。
原因の鑑別(うつ・甲状腺・睡眠障害・貧血など)を経たうえで、TRTの適応を判断するのが基本です。
どんな人が適応になりやすい?開始までの流れ
一般的には、以下の条件を満たす場合に検討対象となります。
- 倦怠感・気力低下・抑うつ気分・性欲低下・ED・睡眠の質低下などLOHを疑う症状がある
- AMSスコアなど質問票の点数が一定以上である
- 採血(午前推奨)で総テストステロン値の低下が確認できる
- 前立腺がん・乳がんなどの禁忌に該当しない
- 多血症・心不全など慎重判断ケースに当てはまらない
当院での一般的な流れは次のとおりです。
- 問診(症状・既往歴・服薬・生活習慣)とAMSスコア評価
- 採血(テストステロン、PSA、血算、肝腎機能、脂質、血糖など)
- 必要に応じた追加検査(甲状腺、貧血、SASなどの鑑別)
- 結果説明とTRTを含めた治療選択肢の相談
- TRTを開始する場合は注射スケジュールと再評価の計画
TRTの副作用や注意すべきケースは?
期待される効果がある一方で、副作用や慎重判断ケースもあります。「副作用なし」「絶対安全」と言える治療ではありません。
- 多血症(赤血球が増えすぎる):脳梗塞・心筋梗塞のリスク上昇に注意
- 前立腺の症状悪化や前立腺がんの進行を促す可能性
- ニキビ・皮脂分泌・体毛の変化
- 浮腫・体重増加・血圧変動
- 精巣機能抑制による精子形成低下(妊娠希望の方は要相談)
- 気分の変動、睡眠時無呼吸症候群の悪化
前立腺がん・乳がんの既往または疑い/未治療の重度睡眠時無呼吸症候群/コントロール不良の重度心不全・最近の心筋梗塞/多血症(高ヘマトクリット)/近い将来に妊娠を希望する方。個人輸入薬・サプリでの自己流補充は推奨されません。
開始後は定期的にテストステロン値・ヘマトクリット・PSAなどをチェックしながら継続の可否を判断します。
よくある質問
Q. TRTを始めれば必ず元気になりますか?
A. 効果には個人差があります。テストステロン低下と症状のつながりが妥当な場合には改善が期待できますが、別の原因(うつ・甲状腺機能異常・睡眠障害など)が背景にあると効果は限られます。
Q. アンチエイジング目的で受けたいのですが?
A. 検査でテストステロン低下が確認できない場合、TRTを推奨できないことがあります。生活習慣・栄養・睡眠・運動などからの見直しを含めて診察時にご相談ください。
Q. 注射はいつまで続けますか?
A. 症状・採血値・副作用の有無を見ながら継続・休薬・中止を判断します。期間を一律に保証する治療ではありません。
当院で相談できる内容
- 倦怠感・気力低下・性機能低下などの問診と原因の鑑別
- AMSスコア・テストステロン・PSAなどの検査計画
- TRTを含めた治療選択肢の説明とメリット・リスクの相談
- 必要時の専門医療機関(泌尿器科・心療内科など)への紹介
- 開始後の定期的な採血・副作用チェック
- TRTは検査でテストステロン低下が確認できる方に検討される治療
- すべての症状が一律に改善するわけではなく、効果に個人差がある
- 前立腺がん・乳がん・重度SAS・重度心不全・妊娠希望は慎重判断
- 開始後も採血で多血症・PSAなどを定期確認しながら続ける
最終更新日:2026-05-24
男性更年期のご相談は
あおぞら新横浜クリニックまでお気軽にどうぞ。
※自由診療となる場合があります。費用・薬剤の詳細は診察時にご確認ください。
受診の目安
- ほてり、発汗、疲労感、気分の変化などが続く
- 症状が仕事や日常生活に影響している
- ホルモン治療や注射などの選択肢を相談したい
胸痛、強い息苦しさ、意識の異常、急な麻痺などがある場合は、更年期症状と決めつけず緊急の相談を検討してください。
当院で相談できること
新横浜駅篠原口すぐ前のあおぞら新横浜クリニックでは、症状、経過、持病、服用薬などを確認し、必要な診察・検査・治療の選択肢を検討します。記事の内容だけで自己判断せず、気になる症状がある場合はご相談ください。
よくある質問
Q. 更年期の症状は内科で相談できますか?
A. はい。症状や健康状態を確認し、必要に応じて検査や治療選択肢を検討します。
Q. 男性にも更年期障害はありますか?
A. 男性でも加齢に伴うホルモン低下などにより症状が現れることがあります。
Q. 新横浜で更年期症状を相談できますか?
A. 当院は新横浜駅篠原口すぐ前です。対応内容をご確認のうえご相談ください。
監修医師
齊藤 優一
あおぞら新横浜クリニック 院長
診療科:内科・呼吸器内科・脳神経内科
新横浜駅篠原口すぐ前で、発熱、長引く咳、生活習慣病、健診異常、頭痛・めまいなどの診療を行っています。
最終更新日:2026年6月10日
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