女性のホルモン補充療法(HRT)|更年期の症状に対する選択肢を整理

女性のホルモン補充療法(HRT)|更年期の症状に対する選択肢を整理

この記事の要点
  • 更年期にみられる症状の種類や強さには個人差があります。
  • 疲労感や気分の変化などは、ほかの病気でも生じるため、必要に応じて評価します。
  • 治療方法には適応や注意点があり、医師と相談して検討することが大切です。
  • 新横浜駅篠原口すぐ前の当院では、更年期に関連する症状をご相談いただけます。
更年期に入り、ほてり・発汗・不眠・気分の落ち込みなどでお困りの方は少なくありません。ホルモン補充療法(HRT)はそうした症状に対する治療選択肢の一つです。どんな方に向き、どんな方は慎重な判断が必要なのかを、新横浜のあおぞら新横浜クリニックがわかりやすく整理しました。

HRT(ホルモン補充療法)とはどんな治療?

HRTは、減少した女性ホルモン(主にエストロゲン)を内服薬・貼付薬・塗布薬などで補い、更年期に伴うつらい症状を和らげることを目的とした治療です。子宮のある方は黄体ホルモンも併用します。

更年期は閉経をはさむ前後10年ほどの期間で、ホルモン量の変動から多彩な症状が出やすい時期です。HRTは特にホットフラッシュ・発汗・不眠など血管運動神経症状に有用とされ、骨密度低下の抑制にも一定の効果が期待されると報告されています。

ただし効果の感じ方には個人差があり、あらゆる症状を一律に改善するものではありません。

💡 ポイント
HRTは更年期症状の一つの選択肢です。漢方・プラセンタ・生活習慣の見直しなど、ほかの方法と比較しながら検討します。

どんな人に向く?慎重判断が必要なのは?

更年期症状で日常生活に支障が出ており、禁忌に該当しない方が選択肢になりやすいです。一方で、乳がん・血栓症・原因不明の不正出血などがある方は基本的に慎重判断となります。

向きやすいケースの目安は次のとおりです。

  • ほてり・のぼせ・発汗・不眠が強い
  • 気分の落ち込み・イライラを伴う
  • 閉経後の骨粗しょう症リスクが気になる
  • 他の治療(漢方・プラセンタなど)で不十分
⚠️ 慎重判断が必要なケース
  • 乳がん・子宮体がんの既往またはリスクが高い
  • 重度の肝障害
  • 血栓症の既往(深部静脈血栓・肺塞栓など)
  • 原因不明の性器出血
  • 重度の高血圧などコントロール不良の循環器疾患

実際の適応は、症状の強さ・既往歴・年齢・閉経時期・家族歴などを踏まえて医師と一緒に判断します。

どう相談すればよい?当院での流れは?

更年期症状の問診と必要な検査をもとに、HRTがご希望に合うかどうか、または婦人科専門医療機関へのご紹介が望ましいかをご相談します。

  • 症状の問診(簡易質問票を使うこともあります)
  • 既往歴・家族歴・服用中の薬の確認
  • 必要に応じて血液検査・血圧測定・乳がん検診状況の確認
  • 治療方針の説明とご本人の希望のすり合わせ
  • 適応と判断した場合は導入・経過観察、専門医療機関での精査・治療が望ましい場合は紹介

HRTは継続的な経過観察が必要な治療です。自己判断での中断や、出所のはっきりしないホルモン剤の使用は避けてください。

よくある質問

Q. HRTは何歳まで続けられますか?

A. 一律の上限はなく、症状や全身状態を踏まえ定期的に継続の可否を見直します。長期使用に伴うリスクとメリットを評価しながら判断します。

Q. HRTで太りやすくなりますか?

A. HRT自体が直接的に体重を増やすという明確な根拠は乏しいとされています。基礎代謝の変化もあるため、生活習慣の見直しと並行することが多いです。

Q. 乳がん検診はどうすればよいですか?

A. 開始前および定期的な乳腺・婦人科系の検診が推奨されます。検診結果に応じて方針を相談します。

当院で相談できる内容

  • 更年期症状の問診と原因の整理(甲状腺・貧血など類似症状の鑑別を含む)
  • HRTの基本的な適応相談・血液検査の手配
  • プラセンタ注射など更年期に関連する自費治療のご案内(自由診療)
  • 必要に応じて婦人科専門医療機関へのご紹介
📋 まとめ
  • HRTは更年期のほてり・発汗・不眠などを和らげる選択肢
  • 効果には個人差があり、すべての症状を一律に改善するものではない
  • 乳がん・血栓症・原因不明の不正出血などがある方は慎重判断
  • 開始前後の検診と定期的な経過観察が前提
監修:院長 齊藤
最終更新日:2026-05-22

更年期症状のご相談は
あおぞら新横浜クリニックまでお気軽にどうぞ。

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受診の目安

  • ほてり、発汗、疲労感、気分の変化などが続く
  • 症状が仕事や日常生活に影響している
  • ホルモン治療や注射などの選択肢を相談したい
急いで相談したい症状

胸痛、強い息苦しさ、意識の異常、急な麻痺などがある場合は、更年期症状と決めつけず緊急の相談を検討してください。

当院で相談できること

新横浜駅篠原口すぐ前のあおぞら新横浜クリニックでは、症状、経過、持病、服用薬などを確認し、必要な診察・検査・治療の選択肢を検討します。記事の内容だけで自己判断せず、気になる症状がある場合はご相談ください。

更年期障害の診療案内

よくある質問

Q. 更年期の症状は内科で相談できますか?

A. はい。症状や健康状態を確認し、必要に応じて検査や治療選択肢を検討します。

Q. 男性にも更年期障害はありますか?

A. 男性でも加齢に伴うホルモン低下などにより症状が現れることがあります。

Q. 新横浜で更年期症状を相談できますか?

A. 当院は新横浜駅篠原口すぐ前です。対応内容をご確認のうえご相談ください。

監修医師

齊藤 優一
あおぞら新横浜クリニック 院長
診療科:内科・呼吸器内科・脳神経内科
新横浜駅篠原口すぐ前で、発熱、長引く咳、生活習慣病、健診異常、頭痛・めまいなどの診療を行っています。

最終更新日:2026年6月10日

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