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インフルエンザのお薬について/あおぞら新横浜クリニック

インフルエンザは、インフルエンザウィルスを病原体とする
急性の【呼吸器感染症】です。
日本では毎年11下旬~12月上旬ごろから始まり、
翌年の1~3月患者数が増加、4月・5月にかけて減少していきます。

インフルエンザにはA・Bの型があり、感染すると1~3日の潜伏期間を経て
突然の発熱(38℃以上)頭痛、倦怠感、筋肉痛、関節痛などの症状が
現れた後、咳、鼻水、咽頭痛などの症状へと続き、約1週間で軽快します。

インフルエンザ治療

抗インフルエンザ薬はウィルスが増殖するまでの発症後
48時間以内に使用しなければ、効果は乏しいとされています。
インフルエンザ治療薬には「内服薬」・「吸入薬」・「注射薬」が
あります。代表的なお薬として、
◆タミフル(オセルタミビル)※内服薬
全世界で使用されている最もエビデンスのある薬剤です。
◆イナビル(ラニナビル)※吸入薬
確実に吸入できれば1回の治療で完結できます。
◆ラピアクタ(ペラミビル)※静注薬(注射)
唯一の静注薬です。口からの摂取が困難な方、ご自身での
服用が困難な方で、医師が判断した場合に行われる治療です。

インフルエンザは予防が大切です。
具体的な予防としては、流行前のワクチン接種、飛沫防止対策(マスク)、
外出後の手洗い・うがい、人込みへの外出をなるべく控えるなどです。
ワクチン接種していてもインフルエンザに罹らないという訳ではありません。
ワクチンの目的は、感染にかかるリスクを低減させること。
発症した場合の重症化を防ぐことです。
特に高齢者は重症化から死亡へと発展していくため、65歳以上の方、
60歳以上の特定疾患のある方は定期接種が有効です。

あおぞら新横浜クリニックは【発熱外来】に対応しています

あおぞら新横浜クリニックは、一般診察で来院される患者様と、
発熱されている患者様を時間で分けて診察しております。
◆一般診察 9:30~10:00
定期的な一般内科の患者様
◆発熱外来 10:00~13:00(13:15までの枠最終受付)
37.5度以上の発熱、38度以上の高熱、濃厚接触者に該当された方など、
通常の診療時間と分けて診療しております。
医師の判断でPCR検査(検査当日結果連絡)、迅速インフルエンザ検査を行っております。
※尚PCR検査結果は陽性者の方のみに、当日の夕方お電話でご連絡しております。

発熱してしまったら

①先ずはあおぞら新横浜クリニック【予約ページ】よりご希望のお時間(10時以降)で
 予約をお願いいたします。
 ※お電話でのご予約は、外来が立て込んでおりますとつながりにくい場合がございますので、
 webページからの予約がスムーズです。
②初診の方は保険証をお持ちください。2回目以上の来院の方は保険証と診察券を
 ご持参ください。

2023年2月9日(木)神奈川県より、インフルエンザ患者数が増加しているため3年ぶりに
インフルエンザ注意報が発令されております。

 

 

 

 

 

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